【麹菌の効能】紅麹と米麹の違いとは

    よつば(@428yotsuba_life)です。

    紅麹について、問題視されれていますが、そもそも麹って菌ですか?って質問が見受けられたので、今回は麹について調べてみたので、参考にしてみてください。

    よつば

    よつばは毎日米麹で作った甘酒を飲んでいます。
    51歳 体重47キロ、体脂肪19%は麹菌のお陰だと思っています。

    まずはそれぞれの効能についてご紹介します。

    目次

    米麹の主な効能

    米麹には様々な効能があります。一般的には、麹菌(こうじきん)が米のでんぷんを分解し、その過程で生成される酵素や物質が健康に良い影響を与えるとされています。主な効能としては以下のようなものが挙げられます。

    1. 消化促進: 米麹に含まれる酵素が消化を助け、胃腸の健康をサポートします。特に、麹に含まれるアミラーゼという酵素は炭水化物の分解を助けます。
    2. 栄養価の向上: 米麹の発酵過程でビタミンやアミノ酸が生成され、食品の栄養価が向上します。例えば、ビタミンB群や食物繊維が増加します。
    3. 免疫力の向上: 米麹には免疫をサポートする作用があります。麹菌が生成する物質が腸内環境を改善し、免疫機能を向上させると考えられています。
    4. 血糖値の調節: 米麹に含まれる物質が血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。これにより、血糖値の急激な上昇を抑え、糖尿病予防や管理に役立ちます。
    5. 美肌効果: 米麹には美肌効果があるとされています。麹菌が生成する物質が肌の保湿やターンオーバーを促進し、肌の健康をサポートします。
    よつば

    コロナ罹患の時、帯状疱疹の時も断食しながら麹で栄養を摂っていました。「飲む点滴」と言われるのは分かります。

    紅麹の効能

    紅麹(こうじ)も米麹と同様に様々な効能がありますが、紅麹には特有の成分や効果もあります。一般的には、紅麹は赤い色素を含む米麹に赤かび菌(赤曲菌)を繁殖させて作られます。以下に、紅麹の主な効能を挙げてみます:

    1. コレステロールの調節: 紅麹に含まれるモノアミン酸類と呼ばれる成分が、コレステロールの合成を抑制するとされています。これにより、血中コレステロール値を調節し、動脈硬化や心血管疾患の予防に役立ちます。
    2. 血圧の調節: 紅麹には血圧を下げる効果があるとされています。特に、赤麹菌が生成する成分が血圧を調整する作用があるとされています。
    3. 抗酸化作用: 紅麹には抗酸化作用があり、活性酸素を除去することで細胞を保護し、老化や疾病の予防に役立ちます。
    4. 血糖値の調節: 紅麹に含まれる成分が血糖値の上昇を抑制する効果があります。これにより、糖尿病の予防や管理に役立ちます。
    5. 抗菌作用: 紅麹には抗菌作用があり、特に赤麹菌が生成する成分が病原菌の増殖を抑制する効果があります。
    よつば

    コレステロールを下げる紅麹は高齢者には摂ってほしい発酵食品

    紅麹は何故赤い

    紅麹が赤い色をしているのは、その製造過程で赤かび菌(赤曲菌)が作り出す色素によるものです。赤かび菌が米麹の表面に繁殖すると、赤色の発色成分であるモンアステリンと呼ばれる化合物が生成されます。

    このモンアステリンという化合物が、紅麹に赤い色を与えます。そのため、紅麹は赤色を帯びています。この特有の色合いが、紅麹を特別な食材として識別する一因となっています。

    紅麹すべてを怖がらないで

    麹菌は「カビ毒」と呼ばれる有害物質を作ることがあります。

    今回の健康被害の報告を受けて最初に疑ったのは「シトリニン」というカビ毒です。

    一部の紅麹製品にはシトリニンという物質が含まれている場合があります。

    長期間大量に摂取すると、シトリニンが肝臓に悪影響を与え、肝障害を引き起こすリスクがあります。

    紅麹そのものは長年、食べられてきたものなので、紅麹を使った食品すべてを怖がる必要はないです。

    よつば

    沖縄名物「豆腐よう」は沖縄の島豆腐を泡盛や麹、紅麹などに6カ月ほど漬け込んだ発酵食品で、紅麹を使った食品として有名
    その他、米麹と同様にお醤油やお味噌にも使われています。

    紅麹と米麹の違い

    紅麹と米麹は、両方とも麹菌(こうきん)によって発酵させたものですが、いくつかの違いがあります。

    1. 製造過程:
      • 米麹: 米を主原料とし、米に麹菌を繁殖させて発酵させます。
      • 紅麹: 米麹と同様に米を主原料としますが、米麹に赤かび菌(赤曲菌)を添加して発酵させます。この赤かび菌が生成する赤い色素が、紅麹の特徴です。
    2. :
      • 米麹: 通常、白色またはクリーム色です。
      • 紅麹: 赤色または赤紫色です。赤かび菌が生成する赤い色素が含まれています。
    3. 香りと風味:
      • 米麹: 比較的穏やかな香りと甘みがあります。
      • 紅麹: 豊かな香りと特有の味わいがあります。赤かび菌が生成する物質により、独特の風味があります。
    4. 用途:
      • 米麹: 日本料理で広く使用され、味噌や醤油、酒などの発酵食品の製造に利用されます。
      • 紅麹: 主に健康食品として利用され、コレステロールや血圧の管理、免疫力向上などの健康効果が期待されます。また、色や風味を活かして料理にも使われます。

    これらの違いから、米麹と紅麹は異なる特性を持っています。それぞれの用途や効果に応じて、適切に選択することが重要です。

    まとめ

    • 米麹は消化促進や栄養価向上、免疫力向上、血糖値調節、美肌効果などに優れています。
    • 紅麹はコレステロールや血圧の調節、抗酸化作用、血糖値調節、抗菌作用などの健康効果があります。

    どちらの麹も健康に良い成分を含んでいますが、個々の体質や健康状態に応じて適切に利用することが重要です。

    我が家ではヨーグルティア米麹を発酵させて、甘麹を毎朝朝食で食べています。夜に米麹とぬるま湯で、タイマーセットするだけなので簡単です。

    日本の文化、麹菌で体内の乳酸菌を増やして、健康寿命を延ばしていきましょう。

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