【調停離婚】円満な未来への第一歩、効果的なメリットをご紹介

    よつば(@428yotsuba_life)です。

    私自身、実は調停離婚を全く考えていませんでした。知人に、「理不尽だから、調停かけて少しでも慰謝料を貰った方が良い」と言われたのがきっかけでした。

    そこから家庭裁判所に連絡を入れ、調停の申し立てをしたのが始まりです。

    調停を通して、私自身が感じた事と、コスト面などもお伝えできればと思います。

    よつば

    この記事で分かる事
    ・調停の申し立てのやり方
    ・費用
    ・調停の期間
    ・最終的な費用対効果
    ・調停をして感じた事

    目次

    手順

    まずは調停は離婚してからでも可能です。実際私も離婚して半年くらいしてから調停の申し立てをしました。

    家庭裁判所に電話をかける

    離婚について当事者間の話合いがまとまらない場合や話合いができない場合、家庭裁判所の調停手続を利用することができます。
     調停手続では、離婚、離婚後の子どもの親権者を誰にするか、親権者とならない親と子との面会交流をどうするか、養育費、離婚に際しての財産分与や年金分割の割合、慰謝料についてどうするかといった財産に関する問題も一緒に話し合うことができます。

    原則として,夫又は妻の住所地を受け持つ家庭裁判所

    電話をすると、担当の方にヒヤリングをしていただき手続きに入ります。

    費用

    収入印紙を1200円分購入し、管轄の家庭裁判所に郵送します。申し立ての用紙が送られてくるので、下記と一緒に返送します。

    • 申立書 2部
    • 夫婦の戸籍謄本及びそのコピー
    • 離婚とともに年金分割における按(あん)分割合(分割割合)に関する処分の申立てをする場合は、「年金分割のための情報通知書」及びそのコピー
      (情報通知書の請求手続については、年金事務所(厚生年金の場合)又は各共済年金制度の窓口にお問い合わせください。)
    • 源泉徴収票や預金通帳などの証拠とする書類のコピー2部

    ※必要な書類の通数は、被告の数によって異なりますので、被告が複数いる場合はその分も追加してください。

    上記管轄のHPに必要書類が載っている場合もあります。

    訴えを起こされた場合

    定められた期日までに裁判所と原告又はその代理人に答弁書を送付し、呼出状に記載された期日に裁判所に出頭してください。 答弁書には、訴状の内容を認めるか認めないかを明らかにし、認めないときにはその理由などを記載します。

    家庭裁判所に郵送

    調停の申立書を家庭裁判所に郵送しましょう。

    養育費や、慰謝料の請求金額など記入する欄があります。自分が欲しい金額を記入しておき、最終的に調停員さんの方で精査して直すことになるので、理由なども書けるようであれば細かく書いておくと良いかと思います。

    第一回 調停日決定

    双方の書類が揃うと、家庭裁判所から第一回の調停日のお知らせがきます。1回目は双方の日程を調停員さんが調整を取る為、我儘を言っているとかなり延ばされてしまいます。

    先方の日程に出来る限り合わせて、スムーズにいくようにしましょう。

    調停当日

    当日、先方の調停日も同じ日になります。時間は前後しますが、会う可能性がある為、どうしても会いたくない際は事前に調停員さんに連絡しておきましょう。

    待合の部屋は別々になります。

    調停期間

    期間についてはそれぞれかと思いますが、月に1回くらいしか都合が付かないとあれよあれよと半年位掛かってしまいます。先方が条件を直ぐに飲むこともなく、調停員さんの公平な立場から少しずつ決定していきます。

    調停最終日

    双方が納得できた時点で、最終日は顔を合わせて調停証書を交わします。どうしても顔を合わせたくない場合は、調停員さんに話をしておきましょう。

    家庭裁判所を経て感じた事

    調停をしたメリット

    ①少しですが慰謝料として100万円、長女の私立高校在籍中の学費の負担が軽減できた。

    • 本来0の予定でしたので、その点から言えば調停を行って良かったと思います。

    ②スッキリと別れられた

    • 後からあーでもない、こーでもないとやり取りする事なかったので、調停員さんが入っていたことで調停期間のみで全ての事が完結出来た点が良かったです。

    ③気持ちの整理が出来た

    • 自分の要望や、今までの事など書類に明記する事により、調停しなかったら気持ちの整理をしないまま過ぎていたのが、文字にする事により、取捨選択が出来た点が良かったです。

    調停をした事によるデメリット

    ①莫大な時間がかかる

    • 二度と彼とは会いたくない感情のまま引越をしたので、調停の半年が凄く長く私にとっては時間が勿体なかった

    ②慰謝料が思惑通りではなかった

    • 正直もともと住んでいた持ち家を売った時に出た利益500万円が、引越した新しい家での頭金に使ったので、その家は彼が結局住み続ける事になり、頭金だけでも返して貰う予定でしたが、共有財産として認められ、戻る事はありませんでした。

    ※持ち家があるのであれば、離婚前に売却査定をし、財産分与するのが賢明です。特に現状は購入価格より上がっている可能性が高いです。負債を考えても、利益が出る可能性があるので、査定は必ずして下さい。

    守秘義務は守ってくれますし、都合の良い時間に来てくれます。

    ③仕事に支障が出る

    • 調停員さんの都合と、彼の都合に合わせる為平日の時間で出向くことが多かったです。有給使ったり、営業周りついでに調整したりしなければならなかったので、かなり仕事にも支障が出ます。

    ④調停員さんの良しあしがある

    • 私自身が所得があるのを見て、時間が勿体ないから、早く自立してお金を貯めた方が良いのでは?みたいなニュアンスの事を結構言われました。彼は自営業で、提出した源泉徴収も私の所得の半分で出しており、時間と天秤にかけたら、大した金額が貰えないからと言う意味だったんだと思います。

    良い経験にはなった

    人生でこんな事でもない限り行くことはない「家庭裁判所」まさか自分が当事者として、出向く事なんてないと思っていました。

    貰える予定ではなかったお金が舞い込んできたので、収入印紙1,200円分と郵送代と私の動いた時間のみで考えると調停をして良かったと思っています。

    それと調停が終わった頃に、彼は既に新しい彼女がいる事が発覚!!まぁそんな予感はしていましたが、このまま一緒にいても同じ結果になっただろうし、新しい彼女もまた小さな子持ちらしく、せいぜい頑張ってくれと思い、調停にはその話は持ち込むのを止めました。

    待合室には弁護士さんと一緒に来ている方もおりました。大体一方的に依頼主がまくし立てて話していて、弁護士さんがしどろもどろな感じ、、実は私も弁護士事務所に相談に行きましたが、よっぽど私の方が知識がありそうだったので、成果報酬を渡しすのも勿体ないと思い、依頼は止めました。

    不貞行為だったりの時は、結構もらえるので弁護士さん付けるのも検討の余地ありです。

    離婚したけど養育費の問題で悩んでいる方は、無料相談の弁護士さんもいますので、話をしてみて下さい。なかなか友達や親族には離せない事も、弁護士さんだと経験があるので、相談はしやすいです。

    なによりLINEやメールでのやり取りも可能なので、別れるときに養育費や慰謝料の話しもせずに出て行ってしまっても貰える可能性が高いです。

    調停が終わった頃、ようやく晴れ晴れとした気分になったのを今でお覚えています。

    子連れ離婚の場合は、子供が大きくなるにつれてお金しかかからなくなります。少しでも多く貰って、傷つけてしまった子供の為に使いましょう。

    持ち家は、売る売らないにかかわらず1度は査定してみましょう!!名義が片方でも、婚姻中の財産は「全て共有財産です」

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