【事実】一身上の都合でも傷病手当金 申請方法

    よつば

    よつば(@428yotsuba_life)です。

    まず傷病手当金の受給条件を見てみたいと思います。

    1. 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
    2. 仕事に就くことができないこと
    3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと(定休・公休・有給含む)

    上記に加え、健康保険の加入が継続して1年以上が受給条です。転職してても、継続して健康保険料を払っていたら受給対象になります。貰えるものって本当に分かり辛く、誰も教えてくれません💦

    連続した定休・公休・有給を3日必ず設けないといけないため、退職してから傷病手当金の受給を考えている方は、退職日に出勤は絶対しない!!←これを出勤してしまうと受給対象ではなくなります!!

    正直一身上の都合で退職でも、受給できます。退職理由は会社の残業や勤務体制、人間関係だったりしませんか❓上記の3つに当てはまるなら傷病手当金の対象になりますので、申請してみませんか❓

    目次

    一身上の都合は出ない?

    会社を退職するのに、穏便に済ませたくて本当は色々あったのに、退職届は一身上の都合にしていますよね❓この「一身上の都合」で失業保険の猶予期間がネックで、気持ちの整理も付かないままに収入が途切れるからと、転職活動焦っている方いませんか❓よく考えて見てください。傷病手当金の条件はたった3点と健康保険の加入が1年継続のみです。実は心の病気や怪我の療養なのに、一身上の都合で辞めたからと傷病手当金の申請が出来ない(知らない)で申請していない人沢山います💦

    日本は貰えるものは何でも申請ベース‼

    あなたの払ってきた健康保険の恩恵を受けずして、体調がいまいちなのに転職して良い事ありますか?

    一身上の都合でも、会社に病名を知られずに申請出来るやり方を書き方も添えて紹介します。


    申請までの流れ

    1. 退職前に病院に通院
    2. 会社を自己都合(一身上の都合)退職
    3. 健康保険組合の傷病手当金申請書をダウンロード
    4. 病院に申請書の「療養担当者記入」してもらう
    5. 会社に傷病手当金を受給する旨を連絡し、郵送で「事業所記入用のみ」を送る
    6. 療養担当者記入と事業所記入が揃ったら、その他の必要事項を記入して健康保険組合へ郵送

    1.退職前に病院に通院

    なんで通院?って思うかも知れませんが、傷病手当金を貰う条件に『継続して1年の健康保険加入が条件』で、退職してから病院に行くと、国民健康保険となってしまうため、在職中の保険証で退職前に必ず病院を受診してください

    実は会社に行くのに既に頭痛がしてとか、何らかの不調で病院に行っていたり、行こうと思ってたりしてませんか?自分に合ってないから転職と考えているのであれば、心を元気にするために、現在の健康保険を利用して傷病手当金を申請しましょう‼

    病院に受診した際に、休職や退職を考えている旨を、必ず伝えておくのも忘れずにしてください。病院は用紙を持参すれば書かないことはありませんが、念のため書いて貰うことを打診しておいた方が安心です。

    2.会社を自己都合(一身上の都合)退職

    会社都合での退職だと、直ぐに失業手当の受給対象になりますが、傷病手当金の受給をする際は、失業手当「受給延長届」を延長申請期間内に行えば、傷病手当金の受給を終えてから直ぐに失業手当も貰えますので、一身上の都合での退職でも問題ありません。

    会社を一身上の都合で退職して、離職票が来たら、ハローワークへ出向き傷病手当金を受給する旨を伝えると案内してもらえます。

    3.健康保険組合の傷病手当金申請書をダウンロード

    全国健康保険協会から申請書をダウンロードしてください。

    会社によっては独自の保険組合もあるので、そちらのホームページで傷病手当金を検索すると申請書がダウンロード出来るかと思います。

    4.病院に申請書の療養担当者記入してもらう

    退職する前に通院した病院に再度通院。通院するタイミングは、退職日から30日位経った頃

    この時は国民健康保険に切り替えて、新しい健康保険証で通院して下さい。医師に会社と話し合って勤務が不可能になったので、傷病手当金の受給対象になるので、療養担当者の用紙を記入お願いしますと伝えると、過ぎた日にちの分までを記入してくれます。会社を退職した日から、通院した日にちまでの記入でお願いしておくと良いと思います。かかる費用は300です。

    市役所・区役所に行った際に健康保険の切り替えと共に、国民年金の免除申請もしておくと審査がありますが、年金が免除されますので、同じ窓口で「年金免除申請したい」と伝えて下さい。国民健康保険も前年度の年収が高いと、多額な保険料に払い込み用紙がきます。こちらも減免申請できますので、追って説明します。

    5.会社に傷病手当金を受給する旨を連絡し、郵送で事業所記入用のみを送る

    退職してから離職票と源泉徴収票が届くと思います。その郵送先に事業所記入用のみを傷病手当受給の為記入お願いしますと送付状を付けて郵送するか、事前に人事に連絡して郵送で送る旨を話して、傷病名は空白にして送って下さい。会社は勤務状況のみを書いて送り返してくれます。

    6.療養担当者記入と事業所記入が揃ったら、その他の必要事項を記入して健康保険組合へ郵送

    全て揃ったら、1枚目と2枚目の被保険者記入を記入し、各健康保険組合に郵送

    送り先は保険証に明記のあった住所ですが、会社に返却しているかと思いますので、会社の本社のある都道府県組合に郵送になります。

    まとめ

    郵送してから1回目の支給は20日前後かかります。支給金額は月額報酬から算出されます。年に2.3回の賞与は対象外ですので、残業している人や、毎月のお給料の総額が高い人の方が支給額が大きいです。月額報酬は年に1回会社が健康保険組合にお知らせしていて、それをもって健康保険料が算出されています。概ね総支給の3分の2程度になります。次回は時系列と見本を紹介しますのでお楽しみに!!

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