【離婚調停】家庭裁判所を介して、離婚調停をする離婚について

    よつば(@428yotsuba_life)です。

    1度目は協議離婚、2度目は調停離婚をしています。

    今回は2度目の調停離婚についてどんな流れで、家庭裁判所を通して離婚に至ったかもご紹介していきます。

    よつば

    この記事で分かる事
    ①家庭裁判所で調停までの流れ
    ②財産分与について
    ③養子縁組した子供の離婚について
    ④離婚して感じた事

    目次

    離婚のきっかけ

    2度目の結婚は、1度目の離婚してから3年目の事でした。趣味がきっかけで出会いましたが、友人を介して子連れキャンプなどに行くようになりました。

    彼も離婚経験があり、かなり積極的なアプローチで結婚をしましたが、彼は私にお金を渡すことは一度もありませんでした。

    私自身も自分のお金で生活は出来るので、特に気にはしてなかったのですが、私が住んでいた持ち家にそのまま住んでいたのですが、私の中では住宅ローンも私が払っていることが何となく腑に落ちませんでした。

    実は彼にも中古で買った築40年の持ち家があったため、いづれ売って、新しい家を買おうって話をしていました。

    結局、子供の学校の関係があり、学区内で家を土地を探して住宅購入しました。

    何故か新居の名義は彼の名前で、私の住宅で出た利益は新居の頭金にして欲しいと、、その時は何とも思いませんでしたが、引越をしてから彼の態度は一変したのです。

    「俺の家だ」を執拗なまでに主張し、とにかくお金に凄い執着。彼は自営業な事もあり、「お給料幾ら貰っているの?」と聞いても経費も一緒だから差っ引いたら私より少ないから、ローン以外は何も出せないと・・・

    車は経費で購入、ガソリンも経費でした。

    完全に仮面夫婦でした。

    そんなある日、私に「趣味やめて欲しい。辞めないなら離婚する」と言い出してきたのです。

    私の趣味は実は若いころからやっており、子供達も一緒に行っていました。

    なぜそれを急に言ってきたのか分かりませんが、とにかく譲らない条件の一点張り。

    私はなんの為に彼といるのか・・完全に世間体でした。

    そんな時に娘が「お父さん嫌い」と言ってきたのです。当時11歳でした。血の繋がってない父親をきちんと「お父さん」と呼んでいる娘にもかなり意地悪をしていたのです。

    表向きは可愛がっている風でしたが、娘に聞くとかなり陰険でした。

    趣味は今までもやっていたので、このまま継続しますというと、出て行けの一点張り・・この時気付いたんです。

    「騙されたな」と

    家は彼の名義になっており、私のお金で頭金も入れた事を主張すると、「住宅ローンは俺が払っている。どこに頭金を払った証拠がある?」と言い出してきました。

    もう同じ家で同じ空気を吸うのも辛かったです。

    納得がいかなくて、彼の義母にも話しましたが、夫婦の問題だから・・と関与してくれませんでした。

    離婚の合意は納得しましたが、私は実家も遠くて母も施設に入っているため、学区内で引越先を探せたら引越して離婚しますと合意に至りました。

    離婚までに行った事

    ・家庭裁判所で調停準備
    ・物件探し
    ・弁護士探し

    今回の離婚は、何となく予感はしていましたが、自分から動き出した事ではなかったので、前回の離婚の準備とはかなり違います。

    物件探し

    彼から離婚の話しが出たのは、再婚9年目、長男は大学生、長女は高校生でした。

    とにかく出て行けの一点張りでしたので、物件を探し始めましたが、我が家にはペットがおります。

    二人の子供は駅利用をしているため、出来たら駅から近い所を探したいのですが、ペット可の物件は駅から遠いい所ばかりでした。

    そこで、住宅ローンなどはなかったのでマンションの購入を考えました。

    不動産会社に母子家庭であることを伝えると、必ず「年収は?」と問われました。女性=低所得なんだなと思われていることに、少々憤りを感じました。

    どこの会社も年収を伝えると、手のひらを返した態度でした。世の中お金なんですね本当に・・

    紹介して頂いた物件の中で、何件かペット可で良い物件があり、娘と内覧へ3件ほど回りました。

    年収を聞いたせいか、私の予算以上の物件を紹介してくるので、自分で色々探し、駅から7分~8分の場所で3人とペットで暮らすには良い場所が見つかりました。

    購入価格は1890万円です。後に売却するので、プラスに転じてほぼ無料で暮らした事になります。

    物件を見つけたので、手続きなどがあるので2か月後に引越する事を彼に伝えました。かなり渋々でしたがその間は一緒に暮らしていました。

    弁護士探し

    今回の離婚について、幾つか気になる事があり、弁護士さんに相談してみようと思っていました。ただ、弁護士さんてどこまで何をしてくれるのか?でしたので電話相談で話してみようと思いました。

    気になっていたこと
    ①離婚の原因
    ②財産分与

    何といっても離婚の理由が「私が趣味を辞めない」・・・それ以上を口を開いてはくれませんでした。

    ある日洗濯物に、見た事もない日帰り温泉のタオルと水着が入っていたのです。その時は何とも思わなかったのですが、離婚を告げられた時に「もしかして?」と思いました。

    交友関係はほぼなく、娘の学童のお父さん、お母さんと飲みに行くことくらいしかなかったので、疑う事もありませんでしたが、今回のあまりに不純な理由に「浮気」が浮上してきました。

    弁護士さんは電話での相談は無料でした。内容を話すと探偵を付けて証拠が取れると成果報酬型で支払いが発生するとの事でした。

    色々悩んだのですが、仕事も忙しく、物件も決まったので新たな気持ちで一新した方が良いかなと思い、弁護士さんに依頼は止めておきました。

    ただ、後に考えたら頼んでおいてしっかりと証拠を出して家庭裁判所に臨むべきだったと思っています。

    家庭裁判所

    自分の人生でまさか「家庭裁判所」に訪れる日が来るとは思ってもいませんでした。

    電話をかけて、離婚に際しての調停をしたいと話をすると、担当の方に代わって頂き、手続きの手順が説明されました。

    1.調停の申立て

    2.裁判所からの呼び出し

    3.調停期日(実際の話合いで複数回)

    4.調停の終了(成立、不成立、取下げ)

    費用は収入印紙の用意のみ1,200円前後で済みます。細かい流れは下記になります。

    一度電話をしたら、書式など教えてくれます。ただ、めちゃくちゃ提出書類の量が多くて、本当に時間を要しました。

    多忙な方は協議離婚で公正証書がお勧めです。

    払った分だけの対価が返ってくることが見込める方は、弁護士さんにお願いするのも手だと思います。

    家庭裁判所は事前に調べておき、自分が引越してから本格的に動こうと決めていました。

    引越準備

    マンションの契約が済んで、引越準備をしていると、ここでも彼は口出しをしてきました。

    「俺が買った物は持っていくな」

    俺が買った物→冷蔵庫・洗濯機

    持って行って良いもの

    ベッド・衣類

    ダイニングテーブルとソファー・ベッドはそもそも私が購入した物でした。自分の物だを主張されましたが、カードの明細を見せたら持っていくなら持って行けと・・・引越したら二度と顔は見たくない人種です。

    引越日

    荷造りはしていましたが、引き渡し日はなかなか決まらずに、私自身もヤキモキしていました。

    私以上に彼は「いつなのか?」を2カ月の間に何十回聞いてきたか・・引越は平日に休みを取って、彼のいない日にしようと決めていました。

    引越業者は何社か相見積もりを取りたかったのですが、何度も着信があるのが嫌で、リベロさんのコールセンター1度で相見積もりが取れるので決めました。

    引越当日に引越先の住所を聞かれても教えないようになど、細かい事もお願いしましたが、当日の引継ぎのされていて、順調に終わりました。

    我が家はペットがいるので、引越当日は友人にペットを見て貰い、無事に引越完了。全然片付かなかったですが、何より彼と離れた事で気持ちが楽になりました。

    離縁

    私と彼はお互い再婚で、私は子供が二人、彼は子供はなしでした。

    再婚する際に、子供は自分の子供として育てると豪語していましたが、全く愛情をかける事もなく、子供がして欲しかったり欲しいと言ったものは全て断っていました。

    必然的に、子供が大きくなるにつれ、会話をしないようになり、お前の子供だから俺は独りぼっちと主張するようになってきたのです。

    一番驚いたのが、離婚を口に出される前に、何故かしょっちゅうポストを覗いていて、私がポストを見ると役場から「離縁受理届」が投函されていたのです。

    当時長男は15歳を過ぎていたので、本来は自分が行う事ですが、勝手に彼が届け出を出していました。

    テーブルに黙っておいておくと「自分の子供ではないから離縁した」とだけ口を開きました。

    こんな人と再婚してしまったことを後悔するのと、私の約10年を返して欲しいと思った日でした。

    離縁届は簡単に出せるみたいです。

    恐らく使う人はあまりいないかも知れませんが・・

    家庭裁判所

    引越先に引越してから本格的に手続きに入りました。調停に必要な必要書類を提出すると、相手側に私が離婚調停の申し立てをしていることが連絡がいきます。

    彼に調停する事は話していませんでしたので、LINEで何で調停?と連絡がきました。

    調停のメリット

    調停のメリット5つ
    ・相手と顔を合わせずに、自分の要望を伝えられる
    ・調停員さんが間に入るので、あやふやにされる事がない
    ・感情的にならずに済む
    ・子どもの養育費や慰謝料、財産分与、年金分割の細かいところまで決められる
    ・調停証書が貰える

    その他DVなどは離婚調停のやり方を考慮してくれますので、相談する価値はあるかと思います。

    一番大きな利点は調停証書が貰える事です。裁判が成立したのと同じ効力があります。

    調停調書と公正証書
    どちらも離婚条件(慰謝料・養育費・財産分与など)についての取り決めを記載した法的拘束力を持つものですが、離婚調停で離婚する場合に作成されるのが離婚調停調書。
    協議離婚で離婚する場合に作成されるのが離婚協議公正証書です。
    調書・証書はどこが作成するの? 離婚調停調書は家庭裁判所が作成 まず、離婚調停書は離婚裁判の結果に基づき、家庭裁判所が作成します。
    公正証書は公証役場の公証人が作成 公正証書は必須ではありませんが、協議した内容を単なる口約束ではなく、法的拘束力を持つものとして形にするために作成しておくべきものです。

    調停のデメリット

    調停のデメリット5つ
    ・とにかく時間がかかる
    ・日時が指定されるため、仕事に支障が出る
    ・相手側が来ないと、どんどん日にちが過ぎていく
    ・無駄な費用がかかる
    ・調停が成立すると、最後に顔を合わせなければいけない

    まずはとにかく時間がかかります。担当調停員さんが決まっているために、その方の予定とで合わせていきます。基本的には平日9時~4時までの間でした。月に1回が限界で4回調停すると4カ月かかります。

    きちんと取り決めが出来るのは利点ですが、私の場合ある程度所得もあったので、相手側の所得の方が低いから子供がいたとしてもあまり期待できる数字は出てこないと、早く決めて欲しい雰囲気が全面に出ていました(笑)

    浮気の話しもしようかと思いましたが、物的証拠が掴めなかったので、慰謝料よりは養育費と財産分与をメインで話をしました。

    家庭裁判所で決まった事

    決まったこと
    ・高校生の私立高校の学費を払う(2年分)
    ・慰謝料として100万円を支払い

    学費と合わせて200万位を彼が払う事で決まりました。

    私の住宅ローンの利益500万円と生活費の負担額を考えたら、正直1000万位は貰う予定でしたが、調停員さんから「裁判をしたところで、きちんとした証拠が必要なのと、私自身が稼ぎがあるので、自営業の方は幾らでも隠せてしまうから、ある程度で決断した方が良い」という見解を話していただき、彼との事をこれ以上引きずるのを止める事にしました。

    双方が納得する形でまとまると、調停証書を交わす日時が設定され、会いたくもない彼と最後に顔合わせです。

    原則顔を合わせる事が条件のようです。この日を最後に一度も顔を合わせていません。

    今回の離婚で感じた事

    今回家を出る事で、急遽物件探すのがいかに大変だったか・・実家に帰るという選択が出来る方は一時しのぎでもお願いするのが賢明かも知れません。

    完全に同居しているだけの生活が続いていたので、別れる事になったのは必然だったと思います。

    今回の離婚で、私は2カ月間で4キロも瘦せました。ご飯も食べてましたが、離婚すると決めてから2カ月一緒にいた時間は、正直地獄でした。

    何故結婚を決意したのか、彼は何のために私と結婚したのか?今でも正直分かりません。

    ただ、分かったことは、調停が終わってから彼は直ぐに結婚しました。それも娘の学童のシングルマザーの方でした。

    恐らく、洗濯物に入っていた水着はその方とお子さんと行ったものだと思います。

    それを知っても、どうも思わなかった時点で離婚して良かったと思っています。

    長男が既に大学生なので、子育てもあとひと踏ん張り、自分の未来をもう一度考える事にしようと思います。

    それと調停はかなり面倒です。弁護士さんを毎回つけて来てる方もいて、凄い言い合いになっている方もおられました。協議離婚で出来るだけ解決して、ダメなら家庭裁判所や弁護士さんを頼るのも良いと思います。

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